吉田 智彦(よしだ ともひこ)
医学博士・リウマチ専門医・指導医・登録医
専門診療科目:内科、リウマチ、膠原病、アレルギー
吉田 智彦(よしだ ともひこ)
医学博士・リウマチ専門医・指導医・登録医
専門診療科目:内科、リウマチ、膠原病、アレルギー
芝学園(東京都港区)卒業。
聖マリアンナ医科大学大学院卒。
聖マリアンナ医科大学病院リウマチ膠原病アレルギー内科に入局し同大学病院でリウマチ膠原病の診療にあたりながら、難病治療研究センターに所属して研究に従事しました。
平成10年12月から長野県坂城町の父のクリニックで診療をはじめ、
平成12年4月~平成14年3月:日産厚生会玉川病院で診療。
平成17年4月~平成18年5月:児玉経堂病院リウマチ内科で診療。
平成18年6月に世田谷区に日本で初めてのリウマチ膠原病の専門施設として世田谷リウマチ膠原病クリニックを開業いたしました。
現在は、世田谷リウマチ膠原病クリニックと長野県坂城町の東信よしだ内科の2施設でリウマチ膠原病診療にあたりながら、全国で講演、学会発表、論文発表、市民公開講座などを行っています。
『世田谷リウマチ膠原病クリニック』はリウマチ、膠原病、関節疾患の専門施設として、『患者様が主役のオーダーメイド医療を大学病院などの高度医療機関と同等の水準で実践する』ことを目標に平成18年6月に開院いたしました。
『関節リウマチ』『全身性エリテマトーデス』『シェーグレン症候群』『多発性筋炎/皮膚筋炎』『強皮症』『ベーチェット病』『血管炎症候群』などに代表される膠原病は難病として捉えられおり、時に多彩な症状と合併症を併発します。
多くの患者様は大学病院などの高度医療機関を受診しますが、そこでの診察は内科、整形外科、XP検査、血液検査などをたらい回しにされ、『長い待ち時間』と『3分診療』というのが現実ではないでしょうか?
皆さんはそれで満足していますか?
当院では、大学病院や高度医療機関の診療科目別の縦割りの医療ではなく、患者様を中心に『リウマチ・膠原病外来』『漢方外来』『義肢・装具外来』を開設し各診療分野の専門医がオーダーメイドの治療を展開いたします。
そして、すべてのスタッフは『受診した全ての患者様に確実な答えを出せるように』常に努力し、『患者様のお身体の全てに積極的にたずさわること』を目標に全力で治療にあたります。
『リウマチ、膠原病、関節疾患』などのご病気でお困りのかたは是非一度ご相談下さい。
現在おかかりの医療施設での診断や治療について第三者の意見を聞きたいと思われる患者様のご希望に答えるためには、『セカンドオピニオン外来』を開設しております。詳しくは『外来の説明と診療の手順』をご覧下さい。
当院のスタッフはリウマチ診療・看護のスペシャリストです。
当院で診療している医師は日本リウマチ学会の専門医・指導医です。
当院の診療実績を国内外の学会や講演を通じて発表しリウマチ診療をリードしながら、最先端の治療方法を日本人に合わせた繊細な治療にアレンジしながら患者様を安全に寛解へ導き、病気になる前の健やかなお身体にお戻します。
看護スタッフも日本リウマチ財団リウマチケア看護師です。日々の看護を通じて得られた有効な診療、看護の方法を研修会、講演会などでの発表しながら、患者様のバックグランドに踏み込んだ丁寧な看護を行います。
複雑かつ高度になるリウマチ治療において、メトトレキサートなどの抗リウマチ薬の内服方法、生物学的製剤の投与方法、感染症、手術などの注意点など丁寧にお話して、鶏眼、ベンチなどの足のトラブルなど院内の処置を通じて指導します。
当院のリウマチ診療は患者様を中心にして治療方針をたてることを一番大切なことと考えます。しっかり患者様の話を聞いてバックグランドを理解した上でできるだけ早く寛解に至る治療方針を立てていきます。メトトレキサートを第一選択薬としますが、関節リウマチの症状が強かったり、効果不十分であったり、メトトレキサートが増量できない場合には生物学的製剤を追加します。メトトレキサートや生物学的製剤の投与ができない患者様にはケアラム、リマチル、アザルフィジンなどの抗リウマチ薬を組合せる治療で治療を進めるなどして、患者様の関節リウマチの活動性、年齢、罹病期間、治療希望などに応じたきめ細やかな治療を行います。
約1000人/月の関節リウマチの患者様のうち85%弱がメトトレキサートを内服し約40%の患者様が生物学的製剤の治療を受けていますが、これらの治療で重篤な副作用は出現していません。
膠原病といってもいろいろな疾患があり患者様も様々です。同じ病名だったとしても患者様の年齢、治療歴、生活環境なども違います。しかし共通することは、しっかりと鑑別診断をすること、必要な時期に適切な量のステロイド、免疫抑制剤などを投与して免疫異常を治し、可能なかぎり速やかにステロイドなどを減量することが大切です。リウマチ膠原病の専門医がしっかりと鑑別診断、治療をしていきながら、正確な免疫抑制剤の内服方法、感染予防などについても丁寧にアドバイスしていきます。
なかなかステロイドの減量が出来ない、あるいは西洋薬が副作用で体質に合わない、西洋薬では改善しない冷え性、レイノー現象、むくみ、体質異常や免疫異常があるが確定診断には至らないなど未病の患者様には保険診療で診察ができる漢方外来の受診をお勧めします。漢方薬の得意な症状、疾患がありますし、西洋医学に漢方を併用することで軽減する症状は多数ありますので漢方治療をご希望される患者様も当院にお越しください。
新しい薬を開発するためには、承認前に薬の効き目(有効性)と副作用(安全性)を確認することが必要です。人で有効性や安全性について調べる試験を一般に「臨床試験=治験」と呼んでいます。治験を行う病院は「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」という規則に定められています。この要件は・医療設備が十分に整っていること・責任を持って治験を実施する医師、看護師などがそろっていることなどが条件で、当院では第3相試験という実際の患者様にご協力いただいて新薬の使い方、有効性、安全性を確認する治験を行っています。
治験とは承認前の医薬品を医学の進歩と新薬の開発は切っても切れない関係で、患者様のご理解とご協力があって実施されます。ご質問があるかたはスタッフまでお尋ねください。
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